2025.04.30
2Dの三面図を…自動的に3Dデータに変換できる!?「3D.Core for CAD」β版
私の様な2D〜3Dのデザイナーには…
夢のような!?アプリのリリース記事が目に止まりました!!!
DWG形式2D三面図→STL形式データ出力…が出来るみたい…
リリース:https://bestat-data.com/news/hAeqLWbZ

概要
「3D.Core for CAD」は、bestat株式会社が提供する新しいサービスで、2Dの三面図を自動的に3Dデータに変換する機能を持っています。このサービスは2025年4月23日にβ版としてリリースされ、主に製造業における設計資産のデジタル化を支援することを目的としています。
主な機能と利点
- 自動変換: 2DのDWG形式の図面を入力として受け取り、3D CADソフトで使用可能なSTL形式のデータに変換します。これにより、従来の手作業による変換に比べて、工数を大幅に削減し、効率的なデータ化が可能になります。
- 高精度: 新たに開発されたアルゴリズムにより、高精度での3Dデータ生成が実現されており、特に複雑な図面や省略された情報の補完にも対応する予定です。
- コスト削減: 自動化により、低コストでの3Dデータ化が可能となり、特に中小企業にとっては初期投資の負担を軽減する効果が期待されています。
背景と必要性
近年、自動車や機械製造業では3D設計の標準化が進んでいますが、過去の設計図面は多くが紙やPDFで管理されており、これらを3D化するには専門的な知識を持つ技術者が必要です。このため、設計資産のデジタル化は急務とされています。特に、ベテラン技術者の退職や図面の紛失リスクが高まる中で、3D.Core for CADは重要な解決策となるでしょう。
今後の展望
bestatは、今後さらに複雑な2D図面への対応や、図面作成時に省略されがちな情報の自動補完機能の強化を計画しています。これにより、より広範な業務領域での3Dデータ活用が期待されています。

by Felo
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