2024.07.06
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が…
2024年7月4日「AI利用時の脅威、リスク調査報告書」を発表した…。
生成AI活用において…出遅れ感が否めない…
おっかな…びっくり…な日本企業。
保守的過ぎて…隔離中???傍観中???他人事???
どんどん…世界から…時代から…遅れていく方が…
恐ろしいとは…リスクだとは…考えないんだろうか?


「AI利用時の脅威、リスク調査報告書」は、AIの業務利用におけるセキュリティ上の脅威・リスクの認識や対応状況の実態を把握することを目的として、企業・組織の実務担当者に対してアンケート調査を行い、その結果をまとめたものです。
主な調査結果は以下のとおりです。
- AIの業務利用状況
- 業務でAIを利用/許可している企業は16.2%、予定ありを合わせても22.5%
- AIサービス利用の効果(自動化、コスト削減、顧客満足向上等)を実感している企業は7割
- AIセキュリティに対する認識
- AIのセキュリティに関して6割が脅威を感じ、7割がセキュリティ対策は重要と回答
- 生成AI利用時のセキュリティに関連した規則が策定されている企業は20%未満
- AIセキュリティ対策の状況
- AIのセキュリティ対策を実施している企業は6割
- 実施している対策としては、情報セキュリティ基本方針の策定、リスクアセスメントの実施、アクセス制御の徹底などが挙げられている
- AIセキュリティに関する課題
- AIのセキュリティリスクに対する知識不足
- AIセキュリティ対策の人材不足
- 経営層の関心不足
IPAは、今回の調査結果を踏まえ、今後以下の取り組みを進めていくとしています。
- AIのセキュリティに関するガイドラインの策定
- AIセキュリティ対策に関する研修・啓蒙活動の推進
- AIセキュリティ人材の育成
AIの利用が拡大する中、AIセキュリティ対策はますます重要になっています。
今回の報告書は、AIセキュリティ対策を考える上で参考となる貴重な資料です。
以下、報告書の概要と詳細をご紹介します。
■ 概要
- 調査対象:企業・組織の実務担当者1,114人
- 調査期間:2024年3月
- 主な調査内容
- AIの業務利用状況
- AIセキュリティに対する認識
- AIセキュリティ対策の状況
- AIセキュリティに関する課題
■ 詳細
1. 調査結果
- 1.1 AIの業務利用状況
- 業務でAIを利用/許可している企業は16.2%、予定ありを合わせても22.5%
- AIサービス利用の効果(自動化、コスト削減、顧客満足向上等)を実感している企業は7割
- 主に利用されているAIサービスは、チャットボット、画像認識、機械翻訳など
- 1.2 AIセキュリティに対する認識
- AIのセキュリティに関して6割が脅威を感じ、7割がセキュリティ対策は重要と回答
- 生成AI利用時のセキュリティに関連した規則が策定されている企業は20%未満
- AIセキュリティに関する脅威として、虚偽情報拡散、誤認識による判断ミス、サイバー攻撃への悪用などが挙げられている
- 1.3 AIセキュリティ対策の状況
- AIのセキュリティ対策を実施している企業は6割
- 実施している対策としては、情報セキュリティ基本方針の策定、リスクアセスメントの実施、アクセス制御の徹底などが挙げられている
- AIセキュリティ対策の担当者は、情報システム部門の担当者が多い
- 1.4 AIセキュリティに関する課題
- AIのセキュリティリスクに対する知識不足
- AIセキュリティ対策の人材不足
- 経営層の関心不足
2. 今後の取り組み
- 2.1 AIセキュリティに関するガイドラインの策定
- 2.2 AIセキュリティ対策に関する研修・啓蒙活動の推進
- 2.3 AIセキュリティ人材の育成
■ IPAのコメント
IPAは、今回の調査結果を踏まえ、AIの安全な利用に向けて、関係機関と連携して取り組んでいくとしています。
■ 今後の情報
IPAは、今後、AIセキュリティに関する情報発信をさらに充実していく予定です。
■ 関連情報
- IPAテクニカルウォッチ「AI利用時の脅威、リスク調査報告書」:https://www.ipa.go.jp/security/reports/index.html
- IPA「AIセキュリティポータル」:https://www.ipa.go.jp/
by Gemini
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